2011年9月27日火曜日

「鳴門史学会」2011年度研究大会

  
 鳴門史学会では、2011年度研究大会を下記の日程でおこないます。

  1.日 時 2011年10月22日(土)13:30~16:20

  2.場 所 藍住町町民シアター(藍住町役場4階) 入場無料(申し込み不要)

  3.テーマ 「三好政権と勝瑞城」

【大会趣旨】
 戦国期に、阿波勝瑞を拠点に、畿内から東伊予二郡までの広い範囲を勢力圏とした三好氏。近年その全体像を捉え直す研究が出されてきている。三好権力を「戦国期における国家権力」=政権とみなし、そこに信長・秀吉の統一政権の起源を見ようとする視点である。
 そこで、今回の研究大会では、昨年『戦国期三好政権の研究』(清文堂出版)を上梓した新進気鋭の三好研究者、天野忠幸氏をお招きして、阿波を出発点に展開した三好「政権」がいかなる特徴をもった存在だったのか、どのような歴史的意義を持った権力だったのかを考えたい。あわせて、勝瑞城の最新の発掘成果を重見氏に講演いただき、三好氏の拠点であった勝瑞城の構造や、畿内との関わりなどから、新たな三好像を考えたい。

   講演1  天野 忠幸 氏(関西大学非常勤講師)「三好政権と阿波」

   講演2  重見 高博 氏(藍住町教育委員会学芸員)


◇問い合わせ先 町田哲さん(鳴門教育大学)